「WPF」カテゴリーアーカイブ

ダイアログ表示を行うビューモデル(その4)

ダイアログ表示を行うビューモデル(その3)の続きです。

前回まででライブラリが完成したので、今回はライブラリを使ったアプリケーション例です。今回は「プロジェクトの作成」「プロジェクトへの設定」「ビューモデル」を書きます。ビュー関係は次回書く予定です。 続きを読む ダイアログ表示を行うビューモデル(その4)

ダイアログ表示を行うビューモデル(その2)

ダイアログ表示を行うビューモデル(その1)の続きです。

前回仕様を書いたので、プログラムに入ります。
今回は「プロジェクトの作成」「プロジェクトへの設定」「ビヘイビア関係のプログラム」を書きます。ビューモデル関係は次回書く予定です。

まずはプロジェクトの設定から。
「新しいプロジェクト」から「クラスライブラリ」を選択し、プロジェクトの名前を入力します(TransitionViewModelBase としています)。 続きを読む ダイアログ表示を行うビューモデル(その2)

DataGrid 上のボタンに引数を設定する

MVVM パターンを用いて WPF の DataGrid のカラムに Button を設置して、ボタンをクリックするとボタンが設置されている行のデータを処理するサンプルコードです。実現方法はボタンにバインドしているコマンドにデータの ID 値を与える方式をとっています。別解として、DataGrid の SelectedItem からデータの ID を得る方法(この方法も後のほうで書いています)もありますが、こちらの方法のほうがより直感的でなおかつ確実な処理が期待できるかなと 😉 (確実な処理が期待できる理由については、後述の別解のところに書いてあります) 続きを読む DataGrid 上のボタンに引数を設定する

WPF DataGrid コントロールへの未選択状態のセット

DataGrid コントロールの選択行に応じて編集用の項目にデータをセットするような場合、ウィンドウを開いた時には未選択状態になっているのが望ましいですよね。WPF の DataGrid コントロールには UnselectAllCells メソッドがありますが、プロパティにはそのようなものがないことからビューモデルから操作できません。そこで、UnselectAllCells 添付プロパティを作って操作できるようにしました。また、例示アプリケーションには Esc キーの押下で未選択状態にする機構も組み込んでいます(添付プロパティではなく、ビヘイビアとして書き直した記事を投稿しました)。 続きを読む WPF DataGrid コントロールへの未選択状態のセット

MVVM でウィンドウ クローズ

MVVM パターンでのウィンドウクローズで利用できるアクションです。
クローズボタンのクリックイベントまたはビューモデルにバインドしたプロパティの変更をトリガーにウィンドウを閉じるアクションと、Window.Closing イベントをトリガーにユーザーへの問い合わせを行うアクションの2つになります。 続きを読む MVVM でウィンドウ クローズ